支店管理者という新たな役割をいただき７ヶ月が経過した。

長いようだがあっと言う間で、これといって何も出来なかった氣がする。

当初から「背伸びをせず今の自分に出来る事をやろう」と心に留め、実際にそういったアドバイスもいただいていたが、「今の自分に出来る事」が「現状の力でやれる事」になっていたと思う。

後者が悪いとは思わない。しかし、これまでたくさんの人に出会い、支えられ、様々な経験をさせていただいた中で、本氣で学び身に付けることが出来たのは、ほんのわずかだったことが分かると恥ずかしくなる。

力を下さった方には非常に失礼なことだが、それが事実だ。

これまでの自分の延長線上でやれる事など限られているにも拘わらず、自分の阿呆・強欲・小心さが思考を停滞させ、目先の出来事に対処するため一所懸命強がってきた。

そんな自分の姿が笑えるようになったことは幸せだと思う。
　そうやって肩の力が少し抜けると、自分のものの見方・考え方や、もの事の繋がりを分かる質量を高める自己啓発こそが、「今の自分に出来る事」を始める原点であり、自分と周りの人の人生を大切にすることだと思えるようになった。

それを互いに出来れば強さになる。

日常で起きる様々な出来事が、私に学ぶ機会を運んできてくれるのだと捉え、氣負わず自分自身を鍛えていく。