すぽっとらいと

2013年 10月

夢志記  変化に挑戦する勇氣

富樫 博宣


 9月21日より西春支店副支店長の役割をいただいた。

赴任して日は浅いがメンバーとの会話も増え、新しい職場へ出勤し自分の席に座ることへの違和感も薄れてきた。

同じ大宝とはいえ環境が変わり、役割と責任が大きくなった分、自分に務まるのかという不安はある。自分の分かることや出来ることの範囲が狭いことに改めて氣づくからだ。
 今までも乗務職員から事務職員への職種変更や転勤などに伴う変化を体験した。

その時のことを思い起こせば、人との関係で戸惑うことが多かった。

それは私が無意識に人を恐れ、自分から近づいて指示を出しお願いすることが出来なかったからだ。その結果、周りの人に迷惑をかけ、相手に不快な思いをさせてきた。

その時は指摘されても氣づかないため、素直になれず反発もしてきた。
 「それでは社会人として、リーダーとして通用しないから学べ、自分を知れ。それがすべての原点だ」と、師や多くの方から指導をいただいてきた。

そうやって方向を示し、やる氣を起こさせてもらっても、今までは長続きしなかった。

しかし、今回はそうはいかない。私の可能性を信じて、チャンスを与えて下さった方々の信頼を裏切りたくない。

氣負わず、多くの人に支えられていることに感謝しながら、少しでも関わる人たちの役に立てるよう自分を鍛えてゆきたい。

 これから経験する環境の変化にも挑戦してゆけるよう、人との摩擦や葛藤から逃げたくなる自分と戦ってゆく。


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