すぽっとらいと

2013年 11月

夢志記  安易な方に流されない

大久保 知明


今年も残り1ヶ月。あっと言う間のこの1年で私を取り巻く環境は大きく変化した。

プライベートでは、今年4月から長女と長男が就職し社会人となり、6月には父が他界した。

世の中は常に変化すると、知識としては知っていても、受け入れたくないことは変化を認めないという自分勝手な思いが強いことに氣づいた。
 私は以前から対人感受性の低さを指摘されている。

そのため自分では悪気が無くても相手を怒らせたり、不快感を与えてしまうことも多い。

そんな私が管理部の責任者を任されることになった時に立てた行動目標は、「格好をつけない」「目先でちょろちょろしない」「ごまかさない」ことだ。

責任の範囲が拡がるということは、業務知識はもちろんのことだが、より人間を知り、多くの人の力を借りることが必要になる。
 約半年が経過したが、それらがなかなか深まってゆかないのは、目先のことに追われ、自分の都合を優先させたためだと反省している。

今年の書初めは「魂」と書いた。意・志・氣の元にあるのが「魂」だと教わっている。

原点に立ち返り、少しでももの事が分かり、人の役に立つ人間になれるよう、自分の魂と向き合い考え続けてゆく。


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