すぽっとらいと

2014年 2月

夢志記  自分のものさし

水野 忍


 日常の中で氣づいたことを支店の仲間に話す時、その都度思い返すことがあります。

「目先の損得に執着するのではなく、学んでもの事がわかるようになる」そして「少しでも誰かの何かの役に立ちたいと考える方が人間として美しい」ということです。

これは大宝に入社して20年間、伊藤塾長から事あるごとに教えられ、常に私の行動を見直すものさしとなっているものです。
 自分で言うのも何ですが、人一倍嫉妬心と自己保身が強い私は、人との葛藤を恐れ『イソップ物語』のコウモリのように、右往左往することがありました。

そんな時「目先で何をちょろちょろしとるんだ!」と一喝した後ご指導いただき、ピンと背筋が伸びました。
 名南支店がスタートし3ヶ月が経ちました。

この間、挨拶や約束事、社員とのコミュニケーションの取り方などで、意思の疎通が出来ないこともありました。

今も手探り状態のところもあります。そんな時、お互いに人当たりの良い、場当たり的な対応をしていては問題の解決にはなりません。

会社には共に学んだ仲間がいます。お互いが「馬鹿なことをやっている」と氣軽に語り合えるのは有難いことです。

 そんな仲間を増やすことが心の壁を低くすると考え、焦らず、驕らず、学んでゆきます。


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