すぽっとらいと

2014年 4月

夢志記  「やればできる」喜びを伝えたい

齊藤 彰大


 19歳の時、大宝運輸に入社し、46歳になった。

最近、特に時間の経過が速く感じる。時は流れても自分自身の考え方は年相応になっているのかと考えた時、疑問が残る。

入社10年後、会社のことに関心を持ち始めた頃、和合塾に誘われ伊藤塾長と出会った。

人間としての考え方や温かさに触れ、多くのことを教わり、自分もやれば変化出来ると実感できた。それが嬉しかった。
 先日、行なわれた文化祭や運動会でも、人が変化出来る喜びや、そのことの大切さを経験させてもらっている。

こういった場を大切にし、多くの仲間に伝えてゆきたいという思いは強い。しかし私は自分の思いを相手に伝えることが苦手だ。

それが原因で家庭では妻によく叱られ、会社でも思うような人間関係がつくれずにいる。
 時は無常に流れてゆく。何も考えず、何も行動を起こさなければ、変化の無いまま時だけが過ぎてゆく。自分から変化することが大事だと、言葉では分かっていても、日頃自分が出している阿呆さや強欲さを知らなければ、何も始まらない。

先日も門田課長から「まわりの人に氣を遣わせるのは精神的に幼い証拠」と笑われた。

この会社には今まで教えていただいた事や、多くの人達が創ってくださった環境と文化がある。

その中で働けることの喜びと感謝を胸に伝えベタを克服しながら、仲間や家族との絆を深めてゆく。
           


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