日曜日、楽しみにしている番組のひとつが『ちびまる子ちゃん』。
作者の少女時代がモデルになっているので、
アラフォー(40歳前後)の私たちにとって、懐かしい風景や出来事ばかりで「そうそう、私も同じだった」と共感できる。
また、子供らしい可愛らしさや健気さだけでなく、誰もが持っている怠け心や嫉妬心なども上手く描かれていて、「大人になっても同じことをやっているなぁ」と苦笑いすることが多い。
ここ数年、「昭和の歌」「昭和のおもちゃ」など、30代以上の人たちが懐かしさを感じる商品がヒットしている。
私は戦後の混乱や貧しさは体験がないが、子供ながらに家庭の事情を氣づかいながら育ってきた。
それだけに給料日に家族で食べに行ったハンバーグ定食や、年に一度だけ買ってもらえたケーキ(もちろんバタークリーム)の味、おこづかいを貯めて買ったぬいぐるみの感触など、今も懐かしい思い出と共に心に残っているものが多い。
今はあの頃よりもモノがあり、コンビニでおいしい生クリームケーキが買える時代。
そんな今を30年後に振り返った時、どんなことを思い出すのだろう。
その時、まわりにいる人と笑顔で話ができるよう、今ある条件を当たり前と思わず、大切に生きてゆこう。
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