最盛期は200人が学び、1年半前に閉塾した和合塾では、12月の定例会の最後に、1年で最も成長したと感じる塾生の投票、自分自身の1年の変化などを記し、振り返る時間があった。
仲間の顔や出来事が頭の中に鮮明に浮かび楽しく書ける年もあれば、漠然としていて苦しい年もあった。それは他者からの評価ではなく、まぎれもなく自分がつける自身への1年間の通信簿だった。
2014年も残り1ヶ月を切った頃、新聞の投稿欄を読み衝撃を受けた。
そこに引用されていたのは「あなたがむなしく生きた今日は、昨日、死んでいった者が、あれほど生きたいと願っていた明日」という言葉だった。
この世に「あたりまえ」など存在しないのだと、改めて思うと同時に、どんな状況でも自分の意を持って生きることの大切さに氣づいた。
お互いに自分事として1年を振り返り、お世話になった方々に感謝の氣持ちをきちんと伝え、目標を立て爽やかな氣持ちで新しい年を迎えよう。
門田
|