「他に求めるのではなく、自分自身に求める」

２年前に伊藤専務からいただいた言葉。改めて今の自分を見直すと、周りの人に求めてばかりで恥ずかしくなる。

妻なのだから、上司なのだから、「関心を持ってほしい」「誉めてほしい」「責任はとってもらいたい」と自分の期待を相手に押し付け、結果を得ることができないとふくれっ面をしている。

相手の期待は自分が不都合なら「無理を押しつける」と被害者になる。
　先日、娘の携帯電話を取り上げた。使い過ぎているからだ。娘はふてくされ、口もきいてくれない。自分の都合で人に近づいたり、遠ざけたり、自分も娘と同じことをしている。自分のアホさに笑えてきた。
　「みんな仲良くやれ」と指導をいただく。しかし、反射的に相手のことを否定し、仲良くできないことの言い訳ばかり考えてしまう。

問題は自分にあった。自分の阿呆さ、強欲さ、小心さが仲良くできないことの元凶だ。「自分自身に求める」「自分を信じて努力する」それが家族や仲間と仲良くでき、助け合える関係をつくってゆくのだと感じる。

　これからも自分の阿呆を笑える自分であるために、仲間と共に学び続ける。