すぽっと らいと 8月

夢志記

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人間として「恥ずかしい」と思うことに感謝

久保田 紀之


 先日、比叡山延暦寺と安土城跡を泡影塾第5グループのメンバーで訪ねました。私自身は延暦寺は2度目です。私の家の宗派が天台宗ということもあり親近感を感じます。

 伝教大師最澄が開いた延暦寺の根本中堂は、1200年間守り継がれた「不滅の法灯」が暗い堂内を照らしていました。

時間は過ぎ去っているのに変わりない静かな雰囲氣でした。

僧侶の説法は「一人ひとりが相手の立場に立って考え、自分の出来ることを精一杯行なうことが周りを良くしてゆく」というものでした。

 これは当社で伊藤塾長が「自分のエゴを少しコントロールして人の役に立つようにせよ」と教えて下さることと同じことだと思います。
 私は仏教の本を少しずつ読むようになった頃から、自分では当たり前だと思っていることが、人間として次元が低い、恥ずかしいと思うようになりました。

更に和合塾や泡影塾で伊藤塾長に講話をいただいている内容と本に書いてあることが重なり、それまで素直に聞けなかったことが胸に入ってくるようになりました。時間はかかりましたが、大宝運輸に縁あって入社させていただき本当によかったと感謝するようになりました。

 自分の人生を正しい方向に向けていただいたと思います。真実を学ぶことを続けてゆくことが自分の人生を大切にし、大宝が発展してゆく唯一のエネルギーということを信じて学び続けます。    


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