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 今年は梅雨が明ける前から厳しい暑さが続き、全国的に猛暑日が続いています。

8月は猛暑による体力的な疲れに加え、飲料を中心とした物量増加に伴う疲労が蓄積してきます。

また、私たちを取り巻く外部環境は、夏休みを迎えた子供たちが外出する機会が増えたり、盆踊り・花火大会などの夜祭、キャンプ・海水浴などの行楽に出かける人たちによる道路渋滞、お盆休み中の道路の繁閑の差など、様々な条件が変化します。
 このようにいつも以上に多くの危険が潜んでいる8月を、大宝では「魔の8月」と呼んでいます。

なぜならば過去に、運転中の居眠りによる追突・衝突で2名の仲間が亡くなりました。

そして、お盆休み中で交通量が少ない道路を、時速100km近いスピードで走行していた対向車線上のバイクが、カーブした交差点にさしかかり、そこを右折していた当社のトラックの左側面に衝突し、運転していた方が亡くなりました。
 その事故の怖さを忘れず安全意識を高め、外部条件の厳しい夏場を全社無事故で乗り切るために「魔の8月」と呼んでいるのです。

社歴の長い社員のみなさんは、事故で亡くなった社員のこと、当時のこと、多くの方の悲しみなどを覚えてみえると思います。

その悲しみは時間の経過とともに癒えてゆきますが、同時に生命のはかなさ、事故の怖さまで忘れてしまわないよう、支店の仲間に語り継いでください。
 誰もが事故を起こしたくないと思っています。

それでも自分の考え方と行動のズレが外部のマイナス要因と重なった時、事故が発生します。
※「忙しいから仕方ない」「これぐ らい、手を抜いても大丈夫だろう」 という氣持ちが湧きてきた時
※家庭や職場で嫌なことがあり、イ ライラしたり、やけになっている 時
※自分も疲れていたり、用事がある のに言いだせず、被害者意識で業 務を行なっている時
※休み前に、明日はどうやって過ご そうかとワクワクしている時
※運転中に眠気を感じているのに「も うすぐ支店に着くから」「早く家 に帰りたい」と、無理をしそうに なった時
※その他

 そんな時に事故の危険が高まります。

そのまま運転や作業を続けず、「もし自分が事故を起こしたら・・・」と、自分のことを心配してくれている人のこと、お世話になっている人のこと、大切にしたい人の顔を思い出し、少し先のことまで考えることで、目先の欲求や感情をコントロールし、「安全第一」「信頼第一」で行動してゆきましょう。

 


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