すぽっと らいと 2月

夢志記

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狭い自分の思考 行動を「破」る

柴田 康造


 今年の新年の書き初めで「破」という字を書きました。
 昨年は大震災等の影響で、今まで世の中の常識とされているものが変わったと感じました。

しかし、自分自身はどう生きているのだろうと考えると、今まで大なり小なりの節目に直面した時に自分に都合の良い願望を持つことはあっても、「これを行なう」という意志を持つことも「自分が行動をする」ということもせずにいました。

またそんなことを意識もせずに過ごしてきました。

今まで生きてこられたのは家族、まわりの人に守られ、条件を与えられたおかげで、私自身は世話になり、支えられていることに氣づかずに来たのだと感じました。氣づかない上に、なぜ私に命令をするのか、苦手なこと、ムリなことをやらせるのかと不満でした。
 自分が本当に何をしたいのか、どうありたいのかを考えることが大切で、それは待っていて与えられて運良く実現するものでなく、自分でそう在りたい為に行動を起こした結果、実現するものです。

それには今までの自分のやり方や外部条件のせいにするという思考回路から抜け出すと共に、出来ない条件を自分から破り、崩して行く力を付けていくしかないと思います。

自分で自分の狭い思考と行動に縛られている事を意識し、破る力を付けて行きます。まだ基本を守ることも未熟ですが、まわりの人に支えていただいていることに感謝し、基礎をつくり変化出来るようにして行きます。    


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