すぽっと らいと 4月

夢志記

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自分に責任を持つために学ぶ

江端 文男


 港支店で12年間管理者を務められた吉川支店長が退職され、ナンバーツーであった柘植課長が支店長見習いの支店課長に、私は見習いの?運行管理者であったのを、正式に事務職員として運行管理者にしていただいた。
 49歳まで見習い氣分であったというのは誉められない。

実際、自分で考え判断し責任をとる、という状況が日常的に増えて来るが、その時になって、今まで「責任をとる」という意を持ってものを考えていなかったことにあたふたしている。
 「江端は与えられた条件を当たり前だと思っている」「まわりの人の苦労をわからず感謝が出来ない」と、以前からいろいろな人に言われてきた。

わかったと思っていたが、わかったつもり、わかったふりをしてきたのだと思う。「私は間違った事はしていない、人に迷惑をかけていない」と思っていられるのは、まわりの与えてくれる条件に乗せてもらっていたからだ。

「責任をとる」「条件をつくる」そのことを意識し学んでゆく。

その方が不平不満の人生を送らずに明るく前向きになれる。


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