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2013年 新 年 の ご 挨 拶


「 これまで培ってきた力を基に学び、新たな一歩を踏み出そう 」

 代表取締役社長 小笠原 忍


 新年明けましておめでとうございます。

お客様、社員とご家族の皆様、株主の皆様、そして当社をご支援いただいている多くの皆様のお陰で、新しい年を迎えられたことに心より感謝申し上げます。
社員の皆様には日々の業務、安全活動に励んでいただき、誠にありがとうございます。

昨年は社員の皆様にとって、どんな一年だったでしょうか。

日本は人口減や少子高齢社会となり、それに伴い、経済力や国際競争力の低下など短期間では解決のできない問題を抱えています。様々な党が乱立する中、行なわれた衆議院議員の総選挙では、3年前に政権交代した民主党が大敗するという結果に終わりました。自民党が政権を奪回し、世の中がすぐに良くなる訳ではありません。国も会社も個人も将来をより良いものにしたいと願うなら、よく学び、よく働き、仲良く分けあうことが必要です。それぞれエゴがあり、難しいことですがやって行かねばなりません。
 昨年も当社は厳しい戦いを強いられました。デフレ経済が続き、お客様からの値下げ圧力や同業他社との競争で、売上はかろうじて維持をしても、利益は一昨年に比べ半分近くに減少しています。

このままでは社員を育成したり、設備を更新する力を失うことになってしまいます。しかし、これまで30年以上に亘り社員教育を中心として学んできたことは、当社にとっては大きな力です。

そのことにもっと自信を持っても良いと思います。厳しい時期だからといって縮こまるのではなく、今だからこそ学んでいることを基にして、社員一丸となって考え、行動に移してゆきましょう。
 明るいニュースとしては、三好支店の屋根に太陽光発電の設備を置くことになりました。

電力会社の買上げで価格が保証されているため、設備投資の回収も比較的安全であり、施工の一部を当社の社員で行なうことが決定しています。新しいことに取り組むことは勇氣のいることですが、物流に新たなサービスを加えることで他社にない力となるはずです。社員の皆様の協力をお願いします。
 今年も物流業界は益々厳しさを増してゆくと思われます。エゴを出来るだけ小さくして今以上に学び、知恵を出し合い、力を合わせ勇氣を出して前進してゆきましょう。それ以外に自分たちを守る方法はありません。新しい年を自分と家族と大宝のために、事故の無い明るい良い一年にしてゆきましょう。
 最後になりましたが、皆様のご多幸を心より念じています。

平成25年1月1日


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