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2015年 新 年 の ご 挨 拶


「感謝の氣持ちを忘れず、問題の本質を探り力を合わせ、全社員の力で現状を打破してゆこう」

 代表取締役社長 小笠原 忍

  新年あけましておめでとうございます。

お客様、社員とご家族の皆様、株主の方々、そして当社をご支援いただいている多くの皆様のお陰で、新しい年を迎えることが出来ましたことに、心より感謝申し上げます。
 当社の業績につきましては、厳しい外部環境の中、苦戦が続いていますが、平成25年度秋から、多くの社員の皆さんのご理解とご協力を得て進めてまいりました支店統合や経費削減、またお客様のご理解をいただいた条件変更などにより、少しずつではありますが成果が出ています。

しかし、我々、中小企業を取り巻く環境は依然として厳しいままです。社会全体が抱える少子高齢化に伴う市場の縮小をはじめに、労働人口の減少、社会保障費の増加、物価上昇、消費税増税に伴う経費増など、すぐには解決できない問題ばかりですが、手をこまねいてばかりはいられません。
 環境の変化に対応してゆく為には、自分たちの努力で改善出来る問題に、全社員で取り組むことが急務です。まず、交通事故、労災事故、商品事故など、現在、起きている事象を現象面だけで捉えず、その背景と本質を考えてみることが必要です。
 当社は昭和26年の設立から今年で64年目を迎えます。

その間に日本経済は大きな発展を遂げ、世の中のしくみ、私たちの生活も時代と共に変化し続けています。その中で、我々、物流業者に求められる役割、お客様のニーズも変化しています。それらに対応してゆくために、今も多くの皆さんが日々、努力してくださっています。

その努力を成果につなげ、社会とお客様からの信頼をより高め、社員の皆さんの生活を守ってゆくために、変化させてはいけないもの、変化させなければならないものは何かを考え、明らかにし、それを実現するために必要な考え方、日常のマナーをはじめとする美しい言動、業務を向上させてゆくための知識、技術を身に付けてゆきましょう。
 厳しい条件下では、どうしても目先のこと、自分のことだけを考えて行動しがちです。また、待ったなしでその現状を乗り切らなければならないこともありますが、将来の展望を持つ努力をせず、それだけに汲々としていては、現状を変えることは出来ません。そういったことをお互いに学びながら、経営理念にあるように、社会とお客様のニーズに積極的に応え、企業の発展と社員の豊かさを追求してゆきましょう。
 今年は一層の品質向上を図り、お客様、協力会社の皆様との協力関係を強め、お互いに発展し、少しでも働きやすい会社に出来る様、努めてまいりますので、ご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
 最後になりましたが、皆様のご多幸を心より念じています。

平成27年1月1日


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