感謝と気づきは自己成長の第一歩
生活保護を受けている家庭は、2000年の70万強世帯から4年後には100万強世帯へと急激に増えています。これは世の中全体が厳しい状況になっている表れです。そんな時代に「笑顔」をテーマに掲げ、文化祭を行うことが出来るということは、非常に幸せなことです。五体満足で仕事が出来ると言うことも同じです。私たちはそんな当たり前のことが分からないから、文句ばかり言っているのです。
今回も実行委員会と各支店の皆さんの努力により、全体として気持ちの良い文化祭になりました。全体としては成功でしたが、大切なことは「自分にとって何があったか」です。個人として何を得たのか、どこで力不足を感じたのかを明確にし、今後に活かして下さい。
7名の話の中には文化祭で体験した「感動」と「感謝」がありました。毎日の生活の中で。通常の業務だけを行ない、もの事を考えることをしなければ、仕事があることも給料がもらえることも当たり前になってしまいます。それほど人間は強欲です。
食事の時に「いただきます」と言うのは、自分の生命を保つために、他の動物や植物、穀物の生命を奪って生きているという、自分たちの強欲さを自覚し感謝を表す言葉です。
そういったことが分かると、エゴ100%では生きられなくなります。文化祭で何かに気づき、自分が変わるきっかけに出来るのは幸せなことです。是非、それを自分と支店と大宝の変化につなげてください。
たかが文化祭、されど文化祭
人生をより良いものにしてゆくためには、自分が変わってゆくことが必要です。その変革のときに必要なものが、この方程式です。
「外圧」とは外部からの刺激です。叱られるのも役割を任されるのもその一つです。自信がないといつも逃げる人は、そういうチャンスを逃してしまいます。「外圧」が雷の様なものだとすると、「内圧」は自爆装置です。人間は本来、誰もが成長したいと思っています。しかし、惰性で行っていること以外の何かにチャレンジしないと、その装置のピンは外れません。そして、「青写真」とは、それを達成するための志(意)や計画をつくり遂行する力です。これらがなければ個人も支店も変化しません。
自分の意を人に伝える事は大変です。100%伝えようと思ったら、1000%の情熱とエネルギーが必要です。その情熱は、もの事が分かる質量に比例します。本気で学び自分と組織の変革につなげましょう。
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