10月和合塾定例会 10月17日(水)

10月和合塾 定例会

【テーマ】 第31回大宝運動会を終えて


 総括賞 入場行進1位

岡崎支店  S S

 内容が決まるまでは、みんなに迷惑をかけたが、だんだん形になっていくと楽しくなってきた。作り物を楽しんでやってくれる仲間の笑顔が嬉しかった。

 今回、神頼みという訳ではないが、支店のテント前に飾る応援ボードを「鳥居」にした。

 入場行進ではそれに合わせた衣装を作り、本部席に向かってお祓いをした。

まさかの1位に驚いた。競技では氣持ちに身体がついてこず苦労したが楽しかった。これからも一致団結し楽しい支店をつくっていく。


 第12位入賞

金山支店  O K

 12位入賞、またの名を最下位で発表の機会をいただき感謝している。

今回の運動会では「自分が支店のために何が出来るか、何を残せるか」を考えた。運動会のテーマは「縁を活かす」。私は年齢や年功、性別、役割に関係なく語り合える、仲の良い楽しい支店をつくりたい。そこで打ち出した支店テーマは「団結と和楽の金山家族」。

 社員同士は同じ釜の飯を食っている家族。20代から60代まで、社歴も数ヶ月から20数年の仲間が、一体となり守り合い、支え合い、呼吸の合った団結が出来る支店づくりを行ない、「会社に来ることが楽しくてしょうがない」と言えるようにしたい。これからも自分に出来るところで貢献していく。


 第 3 位 中川支店

総括リーダー  M K

 坂本安全委員総括の「終わった後、必ず心に残るものがある」という熱意に押され引き受けた運動会総括。

初め誰に何を頼めばいいか分からず戸惑った。副総括の渡邉安全委員と話し合い、支店のテーマを「団結」にした。

作り物や練習を重ねるにつれ真剣になる仲間の姿に感動した。

 協力してくれない人をまとめるのも自分の役目だが言えず、日頃の弱点が浮き彫りになった。当日はみんなの笑顔に感動した。

皆の団結で勝ち取った3位。良い経験が出来た。


 

副総括リーダー  渡邉 泰也

 以前、副総括の時に総括に任せきりだったことを反省し、自分の役割と責任を考えた。初めパフォーマンスや出陣式のリーダーが、出来そうにないことを進めていても何も言えなかったが、逃げている自分を反省しぶつかった。

そこから結束力が生まれた。少し勇氣を出すと形に表れることを学んだ。

感謝の氣持ちを活かし、仲間との縁を深めていく。


 第 2 位 本社

  落合 政春

 入社して15年、社内の3大イベント(運動会、文化祭、物流フェスティバル)での縁がたくさんあった。

今回、本社は実戦力9名。これも何かの縁だと前向きに活かそうと考えた。

今まで無縁だったリレーにも出場した。想像以上に苦しかったが、なんとか完走しバトンをつないだ。

運動会だけでなく学びも業務も安全活動も、やる前から「無理だ、難しい」と決めつけてはいけないことを学んだ。苦労を乗り越えた時、楽しみに変わる。

これからも自ら楽しめる自分、仲間をつくっていく。

 

 優 勝 大高支店

  Y S

 大高支店として30年ぶりの優勝。

日常の業務では重量物の搬入・据付を行なっている。チームで仕事をするため、周りの状況を把握し、的確な指示を出し人に動いてもらわなければならない。自分に足りないものを身につけるため、1年前から運動会総括に立候補していた。

 どこも同じだが業務の終了時間が違うため、全員揃っての練習は難しい。

週毎の計画を立て早番、遅番に分けて作り物や練習を行なうことで順調に進んだ。日頃顔を合わせる機会の少ない人とも知り合うことが出来た。今まで文句を言っていた人も、自分から進んで取り組んでくれ、様々な問題もみんなの助けで解決できた。

皆が輝き一丸となって取り組んだ成果。人間は一人では生きていけないことを実感した。


 本部表彰部 部長

春日井支店  K Y

 今まで目先で大変だと思うと、逃げ道を探し、いつも誰かが助けてくれることを期待していた自分。もう一歩が踏み出せず、同じ所をグルグル回っていた。

このままでは通用しないと感じていたので、逃げ場のないところに自ら立とうと考えた。

 恰好をつけて一人で抱え込まず、冷静に考え、副部長や部員を信じてみることにした。副部長の田代さん、太田さんとは、運動会以外のことも話し、お互いを知る時間を大事にした。上手く行かずに困った時、たくさんの人がアドバイスをくださり、嬉しかった。

この関心を今後につなげ、お互いを深く知り合える関係をつくっていく。


 副実行委員長

本社  久田 真澄

 実行委員の皆様、各支店の皆様、約1ヶ月半にわたる運動会への取り組みお疲れ様。ありがとう。

閉会式での挨拶で、一所懸命頑張った皆さんに対する失礼な発言をしてしまい反省している。

 以前文化祭でイベント部長を務めた時、自分の感情をコントロールできず、部員の方に迷惑をかけたので、今回は、どうしたら相手に伝わるかを考えた。

今回、102名と例年よりも少ない実行委員だったが、各部の枠を越えた情報交換が出来、連携がうまくいった。


 実行委員長

黒川支店  成田 克也

 今回のテーマ「縁を活かす」は、自分自身のこれまでの反省から。今まで助けて欲しい時は優しく声を掛けてくれる人に近づき、不都合な時は離れるという繰り返しで、自ら縁を切ってきた。また、チャンスをいただいても、自分に誰がどんな期待をしてくれているのかが分からず、そのことが終わる度にホッとするだけだった。

 和合塾などを通じ色々な方から、自分の弱点について指摘をいただき刺激になった。行動を変えてみると周りの反応も変わり、自分が変わると楽しくなることを体験した。そのことを仲間にも伝えたかった。

 今後も出会いと縁を大切にしていく。


伊藤塾長のお話

1 楽しくするための法則  

 10月14日の運動会、お疲れ様でした。

実行委員の皆さんは、若い人も年齢の高い人も、一所懸命運営してくれました。

また、各支店でも業務終了時間がバラバラの中、あれだけの準備と練習をしてくるのは大変なことです。その姿は美しく、大宝のすごさと健全さを実感します。 

 多くの人が苦労しながら当日を迎えたと思います。それでも楽しかったのはなぜかを考えてみましょう。

1、

日頃は目先の損得ばかり計算しているが、運動会の準備中は、大半の人が目先の損得を離れ、一所懸命取り組んだから。目先で考えると人生は損することの方が多い。それだけでは面白くないから、狭いところで「自分の方が正しい」と力み”ぼうふらのケンカに”なる。そこからは何も生まれない。

2、

参画して創造するから。テーマに沿って何をするか考え、自分の意志と知恵を出すから面白くなる。仕事も人生も同じ。

3、

見栄を張ったり、恰好をつけないから。そんなことをしていたら人の力を借りることが出来ず、うまく行かない。

4、

人間としてメンバーとして、お互いをより深く知り合えるから。同じ目標に向かい取り組む中で、日頃知らない部分や、意外な一面を発見することができる。

2 自分たちが成長し、幸せになってゆくために縁を活かす

 世の中は全て縁で成り立っています。大宝運輸という会社があり、そこで働いていて、運動会があり、和合塾があって、私たちは今ここにいます。そのことが分かり、人間の関係における縁を活かしてゆくためには、「誠意(人間として裏表がないこと)」と「義(約束を守り、人の役に立つこと)」が必要です。

 四日市支店の荒野正勝さんが、今月度で退社します。病状が思わしくないお兄さんの事業を継ぐためです。9年間頑張り、この1、2年変化していたので残念ですが、最後まで安全活動や運動会で一所懸命努力する姿に感動しました。

今までで最も美しい退社の仕方です。

 これからの人生は、今までよりももっと厳しいと思いますが、是非、頑張って、またいつでも遊びに来てください。

最後に全員で心を込めて拍手を贈りましょう。


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