2年前までは、一緒に遊び笑って楽しむのが仲間、自分が失敗した時は愚痴を聞き、慰めてくれるのが優しさだと思っていたので、厳しいことを言う人には近づかないようにしてきた。しかし、本当に自分自身が困った時、真剣に相談に乗ってくれたのは、ミスした時に叱り、厳しい指導をしてくれた人たちだった。
「大事な人を守りたかったら、自分が変わらなければいけない」と言われた。
親や兄弟でもないのに、自分のことをこんなに考えていてくれる人がいるのかと感激し、相手の話を素直に聞くことが出来た。
昨年4月から安全委員になり、仲間への声かけを行なっているが、ズレた考え方や行動をしている人に対し、一歩踏み込むことが出来ない。
「善の悪」は相手のためにならないと知っていても、相手に嫌われたくない、厳しいことを求めリスクを負いたくないと、無意識に逃げ道を作ってしまっている。
若い頃は人と一緒に感動することがほとんどなく、ドラマや映画を見ても、冷めた見方や考え方をしていた自分が、最近、内容や歌詞を自分に置き換え、感動できるようになった。
同じ目標に向かって、出来るだけ近い価値観で一緒に喜んだり、悲しんだり、笑い合える真の仲間をつくってゆきたい。
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