明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願いいたします。
今年の干支は「卯」。日本むかし話によると、そのむかし神様が正月を祝おうと動物たちに手紙を出した。
手紙には、「１２番目までに来た動物を早いもの順で、１年ずつ交代でその年の大将にしてやろう」と書かれてあったとか。

道中では、ネズミは牛の背中に乗り直前に飛び降り一番に到着した。

サルと犬は仲良く出発したが途中でケンカになった。

また、ネコはネズミに騙され干支には入れず、その時の恨みで今でもネズミを追い回すのだと言う。

無論、おとぎ話だが、どこか面白さやなつかしさ、教訓など心の豊かさを感じてしまう。

その一方で、世の中に目を向ければ、閉塞感や息苦しさ、辺りが暗くなってきたという陰氣な空氣が漂っているように感じてしまう。

ネガティブな感情やストレス、不安は瞬く間に感染する。

それらを変える事は難しいが、陰に呑み込まれず陽の氣を発し、その場の空氣を変えることは自ら出来ること。
新しい年の幕は上がった。「うさぎ」の特徴は、警戒心が強く耳を別々の方向に動かし、いち早く情報をキャッチすること、それとジャンプ力だ。

陽の氣を出し合い、力を合わせ様々なことに区切りをつけ次のステップにジャンプをしてゆこう。