グリーンハンド通信

教育安全推進本部 本部長 上杉 超治

GH通信5月

「 心に受けた傷と・・・・・が、前向きな氣に変わってゆく。」 


 突然だが、吸血鬼をご存じだろうか。

昔から恐れられている怪物で、その身をコウモリに変身できるという。

夜な夜な棺から這い出て、人間の生き血を吸い、吸われた者も吸血鬼に変わるという。

吸血鬼除けとしては、十字架やニンニク、明かりを用いることが有効とされている。

当然、架空の人物ではあるが、その存在を今でも信じる人がいるという。
映画や物語の話しだと思っていたが、現代にも吸血鬼がいるという。
 皆さんは、エナジーバンパイア・エネルギーバンパイアという言葉をご存じだろうか。

言葉の通り、エネルギーを奪う人のことを指す言葉だ。

怪物の姿を隠して人に近寄り、些細なことをいちいちダメ出ししてくる。
相手のことは考えず、不快な言葉を相手に浴びせ、人の嫌がる事をわざとする。

相手がしょげたり、エネルギーを奪えば奪うほど元氣になってゆく。

一方、標的にされた方は、見る見るうちにエネルギーを吸い取られ心の病に落ちてゆく。

もちろん十字架、ニンニク、明かりは通用しない。

以前、社内勉強会で「あなたは氣を奪う人、それとも与える人」というテーマで「氣の元は魂」と学んだ。邪な魂は邪気となり、正の魂は正氣となる。

 育成歴の中で、心に受けた傷と向き合い自分の弱さを認め、一つひとつ正してゆくことが、前向きな氣に変わってゆくのだろう。


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