グリーンハンド通信

教育安全推進本部 本部長 上杉 超治

GH通信6月

「 空から見守っている母に・・・・。」 


 母の日のメジャーリーグは、スタジアム全体がピンク色に染まった。
「アメリカにも母の日があるんだ」と真面目に思っていた。

てっきり日本の風習とばかり思い込んでいたが、世界各国に母の日があることを知り、滑稽な姿に思わず自分で笑ってしまった。
母の日より少し前になるが、墓前で手を合わせ、有難うと伝えてきたが、カーネーションを忘れたのが私らしい。

母から見れば心配で仕方がない息子であろう。

昔から少々、心配をかけてしまうところがあり、冷や冷やさせることもあった様に思うが、いつも明るく堂々と受け止めてくれた。

私の師匠はよく「生きている間に親孝行しろ」と言っていたが、母が生きている間には、その意味が分からず後悔している。
 「人からどう思われるのか」を氣にするより「自分がどう思うのか」を大切にし、自分の氣持ちを見失わず、間違いは素直に認め正してゆこう。

なるべく嘘はつかず、ケチらず、表裏は小さく、苦しい時にはしかめっ面より笑顔でいよう。

「できるできない」は別として、そう願う姿にむかい生きることが、空から見守っている母に「産んでくれて有難う」の氣持ちを伝える事になると真面目に思っている。
 「また調子のいい事を言って」と思っているに違いない。


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