すぽっとらいと

2023年3月

夢志記

「大宝を卒業するにあたって」

本社 内部監査室

杉原 隆義


 入社して8年余り、大宝を、社会人を卒業する日が近づいてきた。
 振り返れば、入社早々驚かされた。

私の考え方や行動について周りからあれこれ指導されたのだ。

社会人としてそれなりの経験を積んできたと自負していた私は、自分がすること、考えることは全て正しいと信じて疑わなかった。

いきなり色々指導され、正直、おせっかいだと腹が立った。

しかし、社員手帳やホームページの和合塾議事録をしっかり読み込んでみると、いかに自分が謙虚さに欠け、鎧で身を固めてきたかを思い知らされた。

過去にあった様々な軋轢も、身から出た錆だと合点がいった。

今や「人間は無知で阿呆で強欲で小心だ」と、「マナーはその人の人間性を表す」が座右の銘だ。
 一方、自分は若い頃から読書が好きで、今も毎週日曜日、図書館に通っている。

趣味のギターやウォーキングなども継続してきた。リタイアしてもいろいろなことにチャレンジするという姿勢は変えたくない。

そのためには、たゆまぬ努力と継続するという強い意志が必要だ。
 一度の人生、これからも人に迷惑を掛けない範囲で学びを忘れず趣味を継続し、楽しく充実した生活を送りたいと思う。

ここで問題となるのが、歳を重ねても自由に動く体を維持することだ。

健康と幸福な生活は表裏一体だと、最近つくづく感じるようになってきた。

 皆さんも日頃から健康に留意され、充実した人生をお過ごしあれ


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