「一国一城の主」、辞書で意味を調べると「他から援助や干渉を受けず、独立した領分をもつ者」と書かれている。
私は大宝運輸に入社して7年。
上司や先輩、同僚に援助をいただきながら社会人生活を送ってきたが、年月の経過とともに、一国一城の主のように精神的に独立した社会人になれたかと自分に問いかけると、誰かに援助を求めている自分がまだいることに氣づく。
昨年度、会社からの好意で全日本トラック協会が主催する「物流経営士資格認定制度(通称:物流大学)」を卒業した。
物流に関わる専門知識を有した講師から一年間あらゆる分野を学び、会社で働きながら、学校まで通わさせていただいた。
本来であれば、自ら学び仕事に活かしていく事を、会社からそのキッカケを与えてもらった。
他にも外部のセミナーの参加など、昨年は特に学ぶ機会を多くいただいたと実感している。
同時に「独立した人間になりなさい」というメッセージだと感じる。
今までの社会人人生、物事に対して受け身な姿勢を変えられず、また勉強など負荷をかけることを避けてきたなど、思えば自ら自身の「成長」を妨げる行動をしていたと振り返る。
結果として、自信の持てない自分を作り上げてしまったと強く感じる。
このことを脱却するために、物事を前向きに捉え、今の自分に何が足りなくて、何が必要なのかを整理し、人間として、大宝運輸の社員として自身を成長させ、負荷をかけることから逃げず、「一国一城の主」と言える自身を作り上げていき、より良い社会人人生を重ねていく。
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