会社との縁を戴き、30年の大きな節目を迎えた。
これまで4つの支店への異動を経験し、役割も変化してゆく事で、入社当初では、想像もしなかった体験や経験を積んで来た。
乗務職員時代、個人的主義な傾向が強く、周囲への無関心さが人一倍強かった。
阿保で強欲、小心な自分がわからず、目先の損得勘定思考からの言動や、不愉快にさせる姿勢や態度など、人としてマナーが出来ていない自分を考える事もなかった。
しかし望んでいたわけではないが、事故をきっかけに学ぶ事の縁を戴き、私の個性を活かし、深い愛情のある指導を戴いたことが、人生の転機となった。
その後、営業職務、そして、支店管理者の役割を戴くことになり、これまで与えられる側から与える側へ変化してゆく中、改めて自分の無知さを知る機会が増えている。
昨年より、四日市支店の職務に就くことになった。
当初は様々な心情を、コントロールすることから始まった。そして、いざ役割に向き合い、実践してゆくと、目の前にある問題に直面することが多く、その都度、客観的な判断能力が求められる中、自身のものの見方、考え方の甘さ、知識不足から、当然四苦八苦する事も絶えない。組織に問題はつきものだが、あるべき姿とのギャップを解決する為に、当たり前のことを当たり前に遂行できる組織作りに着手している。
現在の役割を全うするにはまだまだ未熟な自分だが、これからも学び続け信念を持ち、着実に前進できる組織にしてゆく。
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