すぽっとらいと

2024年2月

夢志記

「 熱量 」

  大野 貴功


 私は昔から「冷めている」と言われてきた。

学生時代にバスケットボールに取り組んできたが、チームメイトの熱量についていけないことも多く、自分との温度差を感じることもあった。

 社会人になり、前職ではアパレル関係の会社に勤めていた。

その時の上司にも「大野は心から洋服を好きではない。

本気で洋服と向き合わなければ今以上に成長できない。」と言われた。

洋服を心から好きな人とも出会ってきたが、自分との違いは「熱量」だと感じた。

 これは、物流業界に入社してからも感じることが多々ある。

ある企業の担当者の方は「物流が本当に大好きだ誇りある仕事だと思っている」と言ってみえた。私に足りない部分だと感じる。

ただ仕事をする(収入を得るため)だけでは、自分の成長は無い。

 今年の書初めは、前に進む、前に出るという思いを込めて「前」という字を書いた。

大宝運輸では様々なことに挑戦できる環境がある。

誰かに背中を押してもらう、誰かの指示で行動するのではなく、自分が先頭に立つ覚悟を持ち、自ら道を切り拓いてゆきたい。

 冷めている自分ではなく、少しでも熱い自分になってゆけるよう、自分の仕事に本気でぶつかり、真剣に悩んだり、考えたり、四苦八苦しながら変化成長につなげる。

 

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