すぽっとらいと

2024年3月

夢志記

「 同志 」

西春支店主任 梅村 建夫


 要領も覚えも悪い私が、「やり続けている」と自負している事がある。

40代半ばで入社したこともあり、大宝で社歴や様々なキャリアを積んだ訳でもなく、物流知識も拙いため、大宝と業界を知るために数多くの資料に目を通す事から始めた。

ひたすら資料を読み、内容を調べ、やってみる事を繰り返した。

無論手探りでの挑戦ゆえ沢山の失敗を重ねた。

そんな私に声を掛け励まして頂いた方、力を貸して頂いた方、快く協力して頂いた方がいたからこそ、現在の私が存在する。

心から感謝している。その恩に報うため、私がすべき事は何かと自身に問いただしてみる。

次の世代のために資料や記録を誰が見ても分かり易い様に残し、自分にして頂いた様に可能な限り丁寧に伝えてゆく事と、人間は氣付いた時が始まりであり、そこから誰にでも可能性が生まれるという事を伝えてゆく事であると考えている。

 今は亡き父に「誠実である事」の大切さを教わった。

私は不器用な人間であるが、何人にも誠実でありたいと意識してきた。

志を同じくした共に働く仲間と力を合わせ、今後も激動が続くと予測され経済状況の中、まだ見ぬ多くの困難や壁に立ち向かうため、学ぶことによって心を鍛えてゆく。

 

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