すぽっとらいと

2022年7月

夢志記

「活私奉公」

ブロック統括部係長 三好 友隆


  以前読んだ著書に「生命には物質のくだる坂をのぼろうとする努力がある」、という記述があった。
私たちは生きていくうえで、常に下向きの力を受けている。

それは物理的にも精神的にも乱雑さを増大させる力である。氣を緩めれば、いつでも下に転がるような摂理の中に身を置いている。

この傾斜という負荷に対し、抵抗をやめることは基本的にラクだ。

しかし、そのラクの先に天国は決してない。逆に、「仕事」という傾斜を上っていく努力をする限り、何らかの成長や喜びを得ることができる。

それでも、その先に天国が簡単に待っているわけでもないが、傾斜を上ろうとするその過程こそが幸福であると私は思う。
 乗務職員として入社し、事務職員へ職種変更をしてからは永らく倉庫部門に携わっていた。多くの社員が働く環境で色々な葛藤や降りかかる問題など大変さもあったが、それを乗り越えた先に結果として、お客様や周りの人に喜んでもらえることは幸せだと感じた。

その経験を経て今年度より新たな役割を頂いた。これまでよりも責任の範疇が拡がり、上る傾斜の角度は大きくなる。

やらなければならないという義務感では負の力には対抗できない。

自分が描き出したイメージを成就させようとする力を湧かせ、坂道を上り続けることで幸福でありたい。
 浅学非才な身ではあるが、皆様のお役に立ち、より多くの人が働くことを通じて幸せを感じられるよう、自分の幅を拡げ精進していく。


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