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2014年 新 年 の ご 挨 拶 


「時代の変化に対応できる力をつけ事故の無い明るい大宝運輸をつくっていこう」

 代表取締役社長 小笠原 忍

  新年明けましておめでとうございます。

お客様、社員とご家族の皆様、株主の皆様、そして当社をご支援いただいている多くの皆様のお陰で、新しい年を迎えられたことに心より感謝申し上げます。
 昨年は名南支店の新設などがありましたが、交通事故・労災事故共に昨年度より大幅に増加し、大変厳しい年でした。

海外の経済は持ち直しに向かっていますが、その動きは弱いものです。

米国経済は回復基調を保っているものの、財政問題が再発し先が見えなくなってきました。欧州経済も落ち込みに歯止めはかかったものの、高い失業率や債務問題による低迷が続いています。

また急激な成長を遂げてきた中国経済も、減速がさらに加速している状態です。
 日本経済は緩やかに回復していると言われていますが、我々物流業界がそれを感じるまでには、まだまだ時間がかかりそうです。

今年はアベノミクス効果、消費税増税前の駆け込み需要の影響により、一時的には物量が増加し忙しくなると思われますが、お客様からの運賃の値下げ要請や燃料費など経費の増加を加味すると、利益を出してゆくには大変な年になると思われます。
 昨年11月に港支店・中川支店・弥富営業所を統合して名南支店を設立し、今年度中には黒川支店と春日井支店を統合いたします。今までお客様の立地や仕組みの変更に対して、既存の支店体制で対応してまいりましたが、変化が大きく激しい時代に、従来の形での対応は困難になってきています。

今回の支店統合は、よりサービスレベルを上げ、コスト競争に対応できる体制を作ることが目的です。

社員の皆さんの雇用を確保し、大宝が生き残ってゆくため、これからも様々な対応が必要になってきます。社員ならびにご家族の皆様には、その趣旨をご理解いただき、ご協力いただけますようお願いいたします。
 また物流業界全体での大きな課題のひとつが乗務職員不足です。まず現在働いている人たちが働き甲斐を感じ、会社に来ることが楽しくなる人間関係や条件を創ってゆくことが第一です。

お互いに自分の都合だけでなく、相手の状況やつながりを考え、自己啓発と学ぶ機会を大切にし、自律と自立を目指してゆきましょう。そして、新しいことにも勇氣を持って挑戦し、事故の無い明るい大宝運輸を実現してゆきましょう。
 最後になりましたが、皆様のご多幸を心より念じています。

平成26年1月1日


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