すぽっとらいと

2014年11月

夢志記 

楽しい思い出を胸に、

    新たな一歩を踏み出します

谷川 光史


 30年間お世話になった大宝運輸を10月20日で退職し、生まれ育った青森へ帰ることになりました。

84歳になる母と兄が暮らす村でも高齢化と過疎化が進み、私たち兄弟4人が通った小中学校も閉校となりました。

2年前に父が亡くなり帰省した頃から、自分がやるべきことは何かと悩んでいましたが、やっと決心がつき、故郷で農業を行ないながら親孝行をすることにしました。
 入社して4ヶ月後に先輩が連れて行ってくれた和合塾から、私の人生は変わり始めました。そのグループの忘年会で伊藤塾長と出会い、目と目が合った瞬間、自然と心が開き、素直に近づくことが出来ました。

まるで母親の胎内にいるような安心感に包まれたひと時でした。

田舎から出てきて訳も分からず生きてきた私の小心さや劣等感、猜疑心などを分かりながら、わずかな長所を褒め、正しい方向に導いて下さった師のお陰で、学ぶことの楽しさと人と交わることの面白さを知り、生きることの意味を考えるようになりました。
 大宝の面白さは、誰かの何かの役に立ちたいという想いを持った社員に、それを形にする場とチャンスを与えてもらえて、実践を通じて体験出来ることです。

私は今後、この大宝で生かされた命と学びと今あるわずかな資源を活かし、農業と林業を通じて人や社会に役立つ仕事を行なってゆきます。

 皆さん、本当に有難うございました。

 


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