「案ずるより産むが易し」最近、この言葉をよく自分に言い聞かせています。
私は幼い頃から引っ込み思案で、自分の好きなことよりも両親や兄の言葉に従い、多くのものごとを決めてきました。
自分の性質でもありましたが、それに甘んじてきたのは、自分でものを考え決めるよりも楽でしたし、未知のものに対する恐怖心のようなものが強かったからです。
その結果、私の価値観は偏り、出来ることの幅もとても狭くなったのだと、ようやく認められるようになりました。
私は今年で45歳になりますが、残りの人生を考えた時、せっかくこの世に生まれてきたのに、自分で住む世界を狭くしていることがつまらなく、もったいないと思うようになりました。
まだ、このような生き方がしたいのだと明言できるものはありませんが、たった一度の限りある命、人生を、自分の意志で使い尽くして生きてみたいのです。
どうなるか分からない結果にビビり何もしないのではなく、難しい仕事や新しい趣味、より深い人間関係を築くことなどに挑戦して、その過程を楽しめる逞しさと結果を受け入れる心の余裕を持ち、自分の出来ることの幅を拡げてゆきます。 |