昨日、春日井支店の佐々木隆司さんが53歳で亡くなりました。
仏教語で「老少不定」とは人間の寿命がいつ尽きるかは老若にかかわりない。
人の生死は予測できないものだという意味です。
また浄土真宗の中興の祖、蓮如が数多く書き残した手紙をまとめた「御文様」には、「朝に紅顔(少年のように血色の良い顔)ありて、夕べには白骨となれる身なり」とあります。
それが人間であり、人生です。
佐々木さんの死を悲しみ悼む時、そういったことを学びましょう。
今回の文化祭もみんな一所懸命やってくれました。濱中さんが自分の部以外のことにも熱心にアドバイスしていたという話を聞き、とても嬉しく思いました。
文化の反対は野蛮(何の秩序も無い集団)です。
大宝が文化祭を行なうのは、もの事の秩序を自分たちでつくり、自分たちで守ってゆこうとする人、人に役立つことが出来る人間を増やしたいからです。
文化祭が終わって「楽しかった」で終わっていたら、何回繰り返しても同じです。
演技も上手い方が良いですが、我々は役者になる訳ではありません。
富樫さんが今回楽しめたのは、12年前より成長しているからです。
文化人として最低限必要なものは四維(礼義廉恥)です。
いくら着飾り、ものを知っているような顔をしても、まともに人の顔を見て挨拶が出来なければ文化人ではありません。
今後も文化祭を続けてゆこうと思ったら、文化度をより高めることが目的だということを忘れないで下さい。
会社も厳しい状況になっていますが、文化の無い会社、学ぶことの無い会社は発展しません。恰好をつけずにこれからも頑張って下さい。
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