7月8日(土)〜9日(日)塾生、オブザーバー161名が定光寺に集い、「自分の行動のもとになっているものを掘り下げ、自分を知り仲間を知ろう」をテーマに、合宿を行ないました。
夕食後のグループ分散会では、事前に準備してきた資料をもとに、深夜まで育成歴を語り合いました。
討議内容
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私の苦手な場面、人、言葉など
(その状況になると心身が不安定になる。イライラする。プレッシャーを感じるなど)
※その時、自分の頭の中はどうなりますか?
※次にどんな行動をとりますか?
※それは、いつ頃からですか?思い当たる理由はありますか?
A幼少期の家族構成と、その特徴。家庭内の雰囲気など
発表で「人前で話すのが苦手」という人が多かったのですが、私も小学校の通知票に、「発言力乏し」と書かれていました。また、26歳までは人前で話しをするのが苦手で、途中で頭の中が真っ白になり、何を話しているのか分からなくなることがありました。
その後、自分でも意識し訓練をして今日があります。話しができない理由の多くは、話す内容(何か相手に伝えたい、人の役に立ちたいという自分の意志、考え方)がないということです。自分の次元を上げ、中身をつくるしかありません。また、場数を増やすことで、話すことにも慣れてきます。
1.人間関係の原点を探る
人間は社会で起きる出来事、他者との関わりの中で生きる社会的動物です。それ故に人間関係が上手くゆかず悩みます。その原因は外部条件にもありますが、自分の中にある場合が多く、成長してゆく過程で一番身近な関わりである、両親や兄弟から受けた心の傷が深く影響しています。それを修正する条件をつくるために、学び自分を探っているのです。
2.一面では分からない心の傷
経済的に貧しい人は「金持ちはいいなぁ」と羨ましがり、嫉妬しますが、金持ちの人にも心の傷や劣等感、弱点があります。そのプロセスは違っても、誰もが同じだと分かると、変に嫉妬したり、相手を見下すことはありません。逆に分からないと、一生それに縛られてしまいます。
自分が精神的奴隷にならないための唯一の方法は、学び考え方の次元を上げることです。次元を上げるためには修行が必要です。
3.何に集中するかで
自分の人生が決まる
もの事に取り組む時
@ 何をやっても形式的で散漫
A 本氣で集中できる
このどちらかです。その違いは、自分がどうありたいのか、どうなりたいのか、漠然とでも描けているかどうかです。Aを選択しなければ、変化にはつながりません。
では、何に集中するのか、下の公式に当てはめて考えてみて下さい。
何かについて考え行動する時、「まぁ、いいか」「まぁ、こんなもんだ」と思った瞬間から、変化を起こす努力をしなくなり、自分の居場所が小さくなって、人生は面白くなくなります。人生は変化するから面白いのです。
大宝には学ぶ場と仲間、考える材料がたくさんあります。あと「やる」か「やらない」かは、自分次第です。何よりも自分の人生を面白くしてゆくために、自ら努力し、考え方と行動の質量を上げてゆくことで変化、成長して下さい。そして、その力で自分と家族と仲間、そして自分たちがいる会社が、少しでも良くなるようにしてゆきましょう。
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