昨年1年間の定例会、イベントへの皆勤が33名、精勤が17名というのはすごいことです。
また、1年で成長したと自分以外の人に投票することも、他者が自分に投票してくれることも幸せなことです。
なぜならば他人が変化、成長することに対して「すごい」という氣持ちを持つことは、なかなか出来ないからです。また、何年も続けて複数票を獲得するのも難しいことです。おめでとうございます。
しかし、ここで大切なことは、「知る」「分かる」「修める」の、どの次元で成長しているかということです。 言葉を全く知らなかった人が、勉強して少し「知る」ことも成長です。
そこで周りの人から褒められ、「どうだ、俺は成長したぞ」と学ぶことをやめてしまい、それ以上変化しない人もいます。
「分かる」とは、知ったことを論理的に理解し、自分の言葉で話をすることが出来ることです。そして、「修める」とは身につけることです。
また、知ることにも、分かることにも、身につけることにも次元があります。
自分自身でより学ぶことをしなければ、自分がどの次元に位置しているのか分かりません。
それを分かって繰り返し努力し続ける人が、成長し続けます。
例えば、国家社会主義と社会主義とは、どう違うのか?ということも学ばなければ分かりません。
人間は考えれば考えるほど「自分はものが分からない」ということが分かってきます。その分だけ賢くなり、人間として成長することが出来ます。
「俺はものが分かっている」と思い、学ぶことをやめてしまうと、それ以上変化はありません。
皆さんも少し変化したところで満足していては仕方ありません。
和合塾に参加するなら、自分の身につくように学び努力してください。
そういう人の数が増えれば、厳しい時代であっても立ち直りは早くなります。
逆に学ぶことをやめてしまえば、船は沈んでしまいます。
楽しく学ぶためには、自分の意見や思ったことが自由に言えることが大事です。「おかしい」と思ったら言い、自由に意見交換が出来る関係をつくってください。それが本当にイキイキした組織をつくるもとです。
「3人寄れば文殊の知恵」という諺がありますが、ものが全く分からない人が3人集まって話をしても、何も話が進みません。
「ものが分からなければ、何をやっても勝負にならない」ということです。
つまらないところで恰好をつけ、見栄を張るのではなく、身体に氣をつけ、楽しんで学んでください。
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